【5192 三ツ星ベルト】が前年に比べて配当を3倍へ。
来年には配当をさらに2倍にする予定でいます。
2021年には1株当たり配当が57円
2022年には143円に、2023年は230円前後の予想です。
1単元(100株)持っていると、2023年度には
年間23,000円貰える予想です。

投資家としては嬉しいんだけど、
企業は突然そんなに配当を出して大丈夫なのかな…

前にTOBをするから
配当利回りが30%を超える企業があったけど、
今回もそんな感じなのか??
TOBや、配当利回りが30%を超えていた企業については
こちらの記事をご参照ください。
- ・三ツ星ベルトはどんな会社?
- ・なぜ配当を3倍にしたのか
- ・今後の株価、企業予想
- ・まとめ

まずはどんな会社なのかしっかり
調べてから購入を一緒に検討してみよう♪
三ツ星ベルトはどんな会社?

自動車ベルトをはじめとした、国内伝動ベルト大手、
また、産業資材や、機械の生産も行なっている会社です。
このような商品を扱っています。
その他詳細はこちら
創業 | 1919年(大正8年)10月10日 |
---|---|
資本金 | 81億5,025万1,031円 |
従業員数 | 4,201名 |
上場証券取引所 | 東証プライム市場上場 |
基本理念 | 人を想い、地球を想う |

創業が大正8年...
プライム上場しているし、信頼できそうな
要素はたくさんあるな〜
2019年には創業100周年になり、世界各地に支店を置く
有名企業です。
最近ではスマートフォン用簡易ベルト張力測定アプリ「Smart Tension」
をリリースする等、事業の幅も拡大しています。

ここまでの企業なら信頼をもうすでに
獲得しているから配当を上げる必要は
なさそうだけど…
なぜ配当を3倍にしたのか

成長投資原資を確保した上で、株主への還元充実、
中長期で企業、株主価値の向上を図ることを基本方針とする。
※剰余金の配当に関するお知らせより一部抜粋

実際に三つ星ベルトでは中長期の目標を
2022年、2023年で配当性向100%に
しているから有言実行したわけだね♪
配当というのはもちろん企業の資金で排出するので、
金銭面で考えるとマイナスしかありません。
では何故企業が増配をするのかというと
理由は様々あります。
- ・株価上昇させるため
- ・株主還元し、株保持させるため
- ・自社の業績を見せつけるため
- ・余裕を見せつける
これらの目的から今回も三ツ星ベルトは増配を
決めたと思われます。

ただお金を渡して、「株主様!」ってやってる
のかと思ったらこんな理由があったんだな…

企業が増配をすると
株主は嬉しいし、
企業は株価が上昇する、
株主の満足度が上がる、
業績の良さを見せることができる、
win-winだよね♪
今後の株価、企業予想

現在の株価上昇後そこで横ばいになるか、
株価停滞すると予想します。
現在の5192 三ツ星ベルトの株価はこちら

現在(2022/7/25)1株3,045円です。
2022年5月13日に開示された
剰余金の配当のお知らせから株価は
現在(2022/7〜)までずっと右肩上がりです。
2019年の底値からみたら3倍の株価になっており、
日経がマイナスでも気にせず上がっています。

でも配当を上げるってことはメリットばかり
じゃないし、企業の成長も止まるんじゃないの?
しかし、このまま株価が上昇し続けることはありません。
株価停滞するかもしれない理由
私たち株主からすると最も大事なのが、
配当をこのままもらうことはできるのか、です。
配当を上げると企業資産を圧迫し、
企業成長に資金をかけづらくなります。
よって売上が落ち、配当を下げるしかなくなる…と
悪循環となる可能性もあります。

そして三ツ星ベルトは別の開示で配当性向を
今後100%にするとの発表もあります。
まとめると利益を100%株主に還元します!と言っています。
そのため、事業拡大をあまり考えていないとの捉え方もできます。
よって事業拡大が遅れ、売上が停滞。株価は上がりづらいことが
想像できます。

かの有名なamazonではあんなに利益を出していながら
配当を出していないのは株価を上げて株主に還元したい
との方針があります。
色々な考え方がありますよね♪
まとめ

配当上げは私たち投資家にとっては◎
でも今後の株価、業績は心配。
老舗メーカーなので稼ぎの底がしっかりしていることは確か
です。今後は株価が一定でありつつ、配当がずっと同じくらい
出てくれれば嬉しいですよね?

1単元(100株)持っていれば、1年で約14,000円。
来年は22,000〜23,000円予想!!!
こんなに貰っていいの??

すごく魅力のある会社だね♪
今後も株価の動きや、業績を逐一チェック
していかないと…
※当記事では個人銘柄を推奨している訳ではありません。
投資は自己責任。慎重に行動しましょう。
株式投資をしている時にあったらいいな〜、
必須だな!と思うものはこちら